-自己紹介-
初めまして。Bakkaの硲(はざま)と申します。

我々は、東京の品川区にある鮫洲という場所で、
PIZZERIA Bakka M'unicaというピッツェリア(ピッツァ専門店)と、Pizza Bakka-ピッツァバッカ-という屋号で、石窯を積んだ移動販売車『Bakka号』で、屋外でピッツァを焼く事業を営んでおります。

移動販売車

-ピッツァの移動販売を始めたきっかけ-
店ではなく、あえて車で始めた理由は、こんなにも旨いナポリピッツァというものをもっと多くの人に知ってほしかったからです。

2010年当時はまだまだ「ナポリピッツァ」は浸透していませんでした。
こんなにも旨いのに、知らないなんてもったいない。ぜひ食べさせてあげたい。
けどお店で始めてしまったら、既にナポリピッツァを知ってるピッツァ好きな人にしか知ってもらえない。。

わざわざピッツェリア(ピッツァ専門店)にまで足を運ばない人にこそ気軽に食べてもらえるきっかけを作る必要性を感じていました。

そうして、こちらから出向いて、ナポリピッツァを食べてもらうというスタイルを思いつき、ナポリピッツァ専用の石窯を積んだ『Bakka号』が誕生しました。

-冷凍ピッツァを始める理由-
正直、コロナによる影響がきっかけで、売上補填のために始めます(笑)
ただ、もう一つの理由が、全然ナポリピッツァの定義を守っていなかったり、ナポリ「風」ですらないのに「ナポリピッツァ」を謳う冷凍ピッツァが多すぎることに納得がいかなかったからです。

そもそも、大して旨くもない冷凍ピッツァが多すぎる(ハードル上げすぎ!?けどこれ僕の本心)

例えば、生地の原材料やトッピングにも添加物だらけ(ナポリの生地は水、塩、小麦粉、イーストだけ)だったり、薪窯で焼いてなかったり(いや、旨ければいいんですよ!けど大体旨くない)

急速冷凍機の性能が格段に上がっていて、今なら僕自身も納得できるちゃんと旨くて手軽な「冷凍」ナポリピッツァを製造できると判断して、冷凍ピッツァの製造を始めることにしました。

-僕が考える冷凍ピッツァとは-
僕は、冷凍ピッツァは「手軽さ」が大事だと思っています。

冷凍ピッツァって買いたくて買い物しに行く商品じゃなく、あくまで「ついで買い」であるように思います。

「ついで買い」である以上、手軽さ(値段だけじゃなく、購入のしやすさ)が大事だと思います。
けど、それは食べ物である以上どれだけ安かろうと、マズければ意味がない。

その許容範囲内の旨さで、安い、というのがこれまでのマーケットのように思います。

僕も、その安さは維持したい。
それに加えて
①安心安全の原材料(添加物なんて当然無添加)
②冷凍だけどマジで旨い

そういう冷凍ナポリピッツァを作りたいんです。
手軽に、腹減ったなぁと冷凍庫から取り出して、解凍してからサクッと数分でトースターで焼く冷凍ピッツァが、そこそこ美味しかったら満足だな、と思うんです。
しかも安かったら!(安さの定義は考えなきゃだけど)

4月に、形だけでもBakkaから出すという形をとって、あとは工場に委託生産する方法なども頭をよぎりましたが、プライドが許しませんでした。

僕が出すピッツァである以上、妥協できませんでした。

ちゃんと自分の手で全ての工程に携わり、本気で作るからこそ、全てのご意見を真摯に受け止めることができます。

自分が作っていないピッツァで褒めてもらっても全然嬉しくないです。
自分が作っていないピッツァを不味いと言われたら、俺のピッツァはもっと旨いから、と言い訳したくなります笑

だから自分で作ります。

いいも悪いも自分で受け止めるために。
ぜひもっと良くなるご意見等ございましたらお気軽にご連絡下さい!

バッカ株式会社
硲 由考